2021年2月23日~3月2日まで、うるま市具志川総合体育館でトランポリン男女ナショナルチームの強化合宿が行われました。
今回は、男子ナショナルチームを率いる中田コーチ、堺選手、岸選手に、うるま市でのキャンプについてインタビュー。コロナ禍にあってもうるま市だからこそできたこと、うるま市の魅力、オリンピックに向けて。色々とお話をお伺いしました。
 

中田大輔(なかた だいすけ)コーチ

──うるま市をキャンプ地に選んだ理由は。
沖縄は暖かいことはもちろん、個人的にも縁があり、パワーのある場所だと感じています。うるま市ではケンケン体操教室代表の又吉健一さんがあらゆる場面できめ細やかなサポートをしてくださること、国際大会に使用される最新モデルのトランポリンを使えることが非常に大きかったです。台にも個性があるのですが、とても使いやすくて驚きました。また、トレーニングに適した砂浜がある点も魅力でしたね。ここでナショナルチームの合宿ができたら最高だと、以前から考えていました。

──うるま市でキャンプを行って良かった点は。
ナショナルトレーニングセンター以上の成果のある合宿ができたと思っています。
良かった点はたくさんありますが、いちばんはオンとオフの切り替えですばらしくリフレッシュできることですね。浜比嘉島に宿泊し、ホテルの部屋の窓からも体育館への移動中の車の窓からも、美しい海の景色を満喫しました。これから否が応でも厳しい場所に身を置く選手たちに、ほかの場所では体験できない貴重なリラックスの時間をプレゼントできたかな、と思います。
また、食も豊かですね。ホテルでいただく朝夕の食事はもちろん、お昼もキングタコスのタコライス、丸一食品のいなりなどうるま市内のおいしいテイクアウトグルメを味わいました。選手たちにも大好評で、観光などができない分、楽しませてあげられて本当に良かったです。

──うるま市民へのメッセージをお願いします。
本来は公開試技会(実戦と同じ形式で行う模擬競技会)の観覧や体験教室などを通して皆さんにトランポリンに親しんでいただく機会を作りたかったのですが、コロナ禍では叶わず、とても残念です。でも、沖縄とトランポリンのつながりは実はとても深いので、それをさらに強くしていけたらと思います。
東京オリンピック開催を信じ、4年間+1年間の集大成を見せられるよう、また、「皆さんのおかげでメダルを取れました」と報告できるよう頑張っていきます。ぜひ、声援を送ってください。選手の大きな励みになります。
 

堺亮介(さかい りょうすけ)選手

──うるま市でのキャンプはいかがですか。
腰を痛めていてしまっていて、負荷の大きい練習は控え、少しずつ調子を上げているところです。寒い場所では体がなかなか動きませんが、暖かいと良く動き、細かいところを意識した繊細な練習ができてとても充実しています。いつもとは違う環境、違うトランポリンでの練習も貴重で、対応力を養ってくれますね。

──うるま市の印象は。
海が近くて、景色が本当にいいですね。ホテルからいくつも橋を渡って体育館に移動するのですが、車の窓を全開にして、沖縄の風を浴びるのもとても気持ちがいいです。ストレスがとても少なく、前向きに練習できる場所だと感じます。

──うるま市民へのメッセージをお願いします。
オリンピックに向けて大きな意義のある合宿をさせていただきました。オリンピックを迎える時には、必ずここでの練習を思い出すと思います。
実は、ナショナルチームとしての沖縄での合宿は2回目。トランポリンをぜひ身近に感じ、競技を見て、応援していただけたらと思います。 

 
岸大貴(きし だいき)選手

──うるま市でのキャンプはいかがですか。
厳しい寒さを感じることなく、本当に練習がしやすいですね。コロナ禍で長期間試合や合宿がなく、同じ場所で練習するので、色々な変化への対応力が落ちてしまうのが課題でした。環境の変化は今いちばん必要としていたこと。湿度が高くトランポリンの状態が変わることなどもありますが、そうした変化が起こることを含め、とても良い環境です。

──うるま市の印象は。
海沿いのホテルに宿泊して、体育館への移動にも橋を二つ渡るんです。現在の閉塞的な状況で、この開放感は大きな気分転換になりますね。練習環境以外でも東京では味わえない変化があって、ポジティブに過ごせます。食も充実していて、特に魚がおいしかったです。

──うるま市民へのメッセージをお願いします。
おかげさまでとてもいい合宿ができました。うるま市は暖かく、きれいな海に囲まれたとてもすばらしい地域だと思います。日本全国、世界でもコロナによって苦しい日々が続いていますが、みんなで元気を出して乗り切っていきましょう。

コロナ禍の中ではありましたが、うるま市の美しい海や空、そしてバラエティ豊かな食がナショナルチームのモチベーションを支える力になったようです。

ナショナルチームの皆さんが宿泊した、浜比嘉島の高台に建つホテル浜比嘉島リゾート。レストラン浜比庭(はぴな)では、大パノラマで広がる海と地産地消のメニューを楽しめます。
 

詳しくはこちらから↓
大切な人と過ごす贅沢な“うるま時間”レストラン浜比庭
https://urumajikan.com/portfolio_page/hapina/

 

中田コーチが「選手たちの練習の合間の大きな楽しみになってくれた」と語ったタコライス発祥の店・キングタコス

 

丸一食品のあっさりいなり&チキンも必食。

 
さらに、うるま近海産タイワンガザミを丸ごと使ったかにもずく天ぷらが話題の丸吉食品など、バラエティ豊かなうるまのテイクアウトグルメも楽しんでみてくださいね。

詳しくはこちらから↓
ドライブや旅行の移動メシに最適!うるま市のオススメなソウルフードテイクアウト3選!!!
https://urumajikan.com/portfolio_page/takeoutfood/

 

トランポリンナショナルチーム強化合宿インタビュー・男子編