2021年3月12日~15日までうるま市で合同合宿を行った、日本トップリーグ・S/Jリーグに所属する北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームと、三菱自動車京都バドミントンチーム。
3月14日には、沖縄初のバドミントンクラブチーム・琉球ブルファイツと両チームのエキシビションマッチ、沖縄県内の中・高バドミントン部から選抜された選手たちとの交流戦が石川体育館で開催されました。
 
まずは、2020年に発足したばかりの沖縄のクラブチーム・琉球ブルファイツとのエキシビションマッチ。
北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームVS琉球ブルファイツ

 
三菱自動車京都バドミントンチームVS琉球ブルファイツ

 
日本トップリーグで戦う両チームに、同リーグ入りを目指す琉球ブルファイツの選手たちが食らいついていきます。
選手たちの動きは俊敏で、スマッシュは非常に重く、迫力のあるもの。ラケットが風を切る音、相手コートに突き刺さるように飛んでいくシャトルに、目も耳も釘付けになってしまうようでした。
ちなみに、バドミントンのスマッシュの速度はどれくらいあると思いますか。
2015年、ギネス認定されたスマッシュ(初速)の記録は、何と493km。マレーシアのダン・ブンホン選手の記録です。これは新幹線の最高時速約300kmを軽く上回るスピードで、バドミントンは球技最速なのだそうです。
 

 

続いて行われた交流戦では、沖縄県内中学校・高校選抜選手が両チームと対戦。
 

 
中学生、高校生ともに男子選手のみならず女子選手も参加し、シングルス/ダブルスで白熱した21点の1ゲームマッチが行われました。子どもたちも大健闘し、ダブルスではデュースが続いて30点にまでもつれこむゲームも飛び出すほど。
試合中は北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム・三菱自動車京都バドミントンチームが子どもたちに大きな声援を、試合後には対戦した選手や試合を見守っていた監督が熱心にアドバイスを送る姿もありました。憧れの選手と対戦し、直接指導してもらえる貴重な体験。目を輝かせ真剣に聞き入る子どもたちの様子が印象的でした。
 

 
交流戦終了後には、北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームのスポンサーであり北海道名菓「白い恋人」の製造元としても有名な石屋製菓株式会社から、中高生たちへ「サク ラング・ド・シャ」のプレゼントもありました。
 


 
他府県に比べ、バドミントンのトップリーグに所属するチーム、選手との交流できる機会が少ない沖縄。今回のエキシビションマッチ・交流試合はとても貴重な体験になったと思います。今後の継続的な合宿や交流イベントの開催、実力十分の中学生・高校生たちの将来にも期待が高まるところです。
 

北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム・三菱自動車京都バドミントンチームの合同合宿の様子はこちら

北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム・三菱自動車京都バドミントンチーム各監督のインタビューはこちら

 

バドミントントップリーグ所属2チームがうるま市へ!エキシビションマッチ・交流試合を開催