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うるま市勝連半島と島しょ地域を結ぶ全長4.75kmの海中道路。
橋の両側には青い海が広がる、沖縄県内でも人気のドライブコースです。
近年はランニングコースとしても注目を集めているスポットですが、
この場所を舞台に毎年開催されているマラソン大会「あやはし海中ロードレース大会」をご存知でしょうか。
今年で18回を迎え、競技は、ハーフマラソンとトリムマラソン10kmと3.8kmの3種類。
また5.9kmの車椅子の部も設けられ、コースが平坦で走りやすいため、参加者も小さな子供達から年配の方まで様々です。
自然豊かな島の風景を楽しみながら、8000人以上のランナーが、海中道路から平安座島(へんざじま)、浜比嘉大橋を駆け抜けます。
1月15日(月)から始まる応募期間を直前に控え、うるま市内の体育施設にインストラクターとして勤務する宮里朝子(みやざと ともこ)さんと、
まちづくり会社の社員として活動している菊地竜生さんのお二人に実際のコースを試走していただきました。
宮里さんは本大会をはじめ、那覇マラソン、おきなわマラソンなど
沖縄県内のマラソン大会に多数参加、すべて完走を果たしているベテランランナーです。
菊地さんはフットサルやランニングが趣味。大会は未経験ですが今回を機に出場していきたいと意欲的です。
まずはスタート地点のうるま市与那城総合公園陸上競技場でストレッチを。
走行中のケガやトラブルを防ぐためにも準備運動は入念に行いましょう。
菊地さん、少し身体が硬そうですが、宮里さんのフォローですっかり身体がほぐれ準備万端です。
陸上競技場をスタートし、海中道路を通過。平安座島を目指します。左手には金武(きん)湾と島しょ地域を一望。
普段から海中道路をランニングすることが多いうるま市出身在住の宮里さんにとって、
ここは大好きな海を見ながら、磯の香りに癒されながら走ることができるお気に入りのポイントだとか。
平安座島に入ると、石油基地のタンクや防波堤に描かれた色鮮やかな壁画が続きます。
折り返し地点を過ぎ、少し疲れも見え始める頃ですが、島の景色を楽しみながら頑張りましょう。
さらに海沿いを進み、難関の浜比嘉大橋へ。
コースの中でも高低差が激しいポイントですが、橋の上から眺める絶景は美しく、苦しさも忘れてしまうほど。
橋を渡った折り返し地点の給水所では黒糖やポキッと折って走りながら食べられるアイスが配布されることもあり、
ランナーが楽しみにしている場所です。
また、レース当日は、給水所や救護所は市内や周辺地域の人々がボランティアとして参加。
一生懸命に手伝う子どもたちの姿や、沿道から送られるたくさんの声援がランナーの疲れを吹き飛ばします。
その後も景色を満喫しながら海中道路のシンボル平安座海中大橋を通過し、無事完走した2人。
海風が強めでしたが疲れた様子はまったく見せず、むしろコースの景色にすっかり癒されたようです。
菊地さんは実際のコースを走り「普段は海中道路を自転車かバイクで気持ち良く通っていますが、
自分の足で走ると、いつもの風景を落ち着いて見られたり、いつも以上に風や海の音を感じられる気がしました。
4月の大会も参加してみたい。自分のペースで楽しく走りたい」と笑顔。
宮里さんは「アップダウンも少なく参加しやすいコースなのでマラソンを始めてみたい方、初心者にはオススメです。
景色や、島の方の応援を楽しみながらリラックスして走りましょう」と参加者へアドバイス。
あやはし海中ロードレース大会
開催日/2018年4月1日(日)9:00スタート
スタート、フィニッシュ/うるま市与那城総合公園陸上競技場
競技/3.8km、10km、ハーフ
申込期間/2018年1月15(月)~2月23日(金)
※大会要項は公式HPを確認
掲載日 2018年1月5日