気軽に食べられることから、昔からアメリカ人には絶大な人気があったタコスですが、
「沖縄の人にも好まれる味にアレンジして広めたい」と喜瀬さんは一念発起。
アメリカ、メキシコにも足を運び、食材を調達し、
あらゆる店を食べ歩いて、研究を重ねたそうです。
「タコスは奥が深く、皮、ソース、ミンチ、それぞれの絶妙なバランスによって、
アッと驚く美味しさに仕上がるので、
どれだけ長く作り続けても、まだまだ研究の要素があります。
75 歳になりましたが今でも日々勉強です」と、
タコスの魅力を話す喜瀬さん。
現在はヘルシーで女性にも喜ばれる、豆を具材に使ったタコスを考案中だとか。
新しいことに挑戦しながらも、変わらぬ懐かしい味は守り続ける…
これが長年続く人気の秘訣のようです。
CASA TACOS 特製のタコスの皮、ミンチ、ソースはすべてが手作り。
中でも喜瀬さんが注目して欲しいと話すのは“皮”と“ソース”。
アメリカのタコスはコーン 100%のハードタイプの皮が主流ですが、
食べる時に中身がポロポロとこぼれてしまうのが難点。
その部分を改良し、柔らかさを残した特製の皮は、具材をしっかり包み込みます。
もっちりした食感で、表面はパリパリ、香ばしい香りがたまりません。
今では沖縄県外からもこの皮の作り方を教わりに来るタコス職人がいるほどです。
さらにトマト、リンゴ、アボカドなどの数種類の果物や野菜を混ぜ込んで作った
秘伝のソースがタコスのおいしさを一層引き立てます。
辛過ぎず甘過ぎず、素材の味を生かしたソース。
日本人に馴染みやすい味に仕上がっています。
タコスはもちろん、ブリートやハンバーガー、パスタにもぴったりです。
たっぷりかけてどうぞ!