
かつての城主・阿麻和利(あまわり)の活躍により琉球史に名を残す
世界遺産・勝連城跡と
勝連半島と伊計島や浜比嘉島などをつなぐ海上の道、海中道路。
どちらもうるま市の定番観光スポットですが、
そこでヨガ体験ができることをご存知ですか?

ヨガの開催期間は、毎年4月から11月まで。
11月25日、2017年度のヨガ体験最終日は、
勝連城跡でのヨガ、海中道路でのSUPヨガ、2つの体験が行われました。

薄曇りの朝、勝連城跡のヨガは、
講師の「参加者みんなの顔が見えるように」という一声で
全員が輪になりスタート。

「あれ? 手が持ち上がってないね。五十肩!?」
「今、皆さん10年前の顔になってますよ~」など
ユーモア溢れる声かけに、参加者の皆さんからも思わず笑顔がこぼれます。

勝連城跡でのヨガの後は海中道路の海の駅・あやはし館の
向かい側のビーチでSUPヨガがスタート。
サーフボードより一回り大きいSUP(スタンドアップパドル)ボードに乗り、
波の音や潮風を感じながら行うSUPヨガは
体幹を鍛えながらリラックスもできる新しい形のヨガとして
近年流行しています。

この日チャレンジした5人のうち
3人がSUPヨガ初体験!

始めはボードの上に足を伸ばして座り、
骨盤周りを鍛えるなど、ボードと体の接地面積が大きいポージングから。
次第に四つんばいの状態で
ひじとひざを寄せるなど、徐々にバランスが取りづらいポーズに。

遮るものが何もない、開放感あふれる海の上で
全身で潮風や太陽の光を感じ、
普段の生活の中で固まっていた身体をほぐしていく様子は
とても気持ちよさそう!

「息と共に体の中にパワーを入れましょう」
「心のストレスも老廃物もすべて海に流してしまいましょう」
講師の優しい掛け声と海鳥の飛ぶ音だけが心地良く響きます。

最後は合掌のポーズ。
海や風、ここで出会えた人、全てに感謝を贈ります。
ヨガをやりきったという充足感からか、
皆さんの表情は微笑みに変わっていました。

SUPヨガ初体験という北谷在住の小橋川紋子さんは
「最初はバランスを取るのが難しかったけれど
すぐに慣れた。先生の指導が分かりやすくて楽しかった。
夏にまた開催してほしい」と笑顔。

うるま市在住の島袋由紀さんはSUPヨガの経験者。
「バランスを取りながらのポージングは難しいけど、
筋肉が喜んでいる感じがする。次からも参加したい」と
次回の開催を楽しみにしていました。

12月から3月の間は、北風が強く体感気温が下がるので
城ヨガとSUPヨガはお休み。
2018年度の開催期間も4月から11月を予定しており、
詳細が決まり次第うるま市観光物産協会で受付が始まります。
海から昇る朝日が眺められるパワースポット、勝連城跡や
潮の香りに癒される海中道路で、
皆さんも一緒にヨガ体験をしませんか?
うるま市の自然のエネルギーを吸い込む 「城(ぐすく)ヨガ」&「SUPヨガ」
「世界遺産で城YOGA in 勝連城跡」
会場/勝連城跡
「SUPヨガin 海中道路」
会場/美ら島海道案内所(うるま市観光物産協会事務所)
電話/うるま市観光物産協会098-978-0077
開催日時/2018年 4~11月
うるま市観光物産協会ホームページ
掲載日 2018年1月12日