平行1

勝連半島から海中道路を通って、

浜比嘉大橋を渡った先にある浜比嘉島(はまひがじま)へ。

いつも車で訪れていますが、今日は、浜比嘉島のゆったりと流れる時に身を任せながら、

マイカメラを持って、歩いて島を楽しみましょう。

すると、穏やかな雰囲気に包まれた、ありのままの島の風景に出逢うことができました。

2 

海岸線をゆっくり歩いていくと、天然のビーチが。

穏やかな波音を響かせる海の向こうには、水平線と周辺の島々が望めます。

3 

大海原へと繰り出す漁船。もずくを採りに行くのかな?

4

干潮のこの日、砂浜からちょっと沖まで歩きます。

普段は海水に浸かっているはずのこの場所には、波が創り出した、綺麗な模様が描かれていました。

5 

6 

ビーチの傍は大きな岩が佇んでいて、幻想的な雰囲気。

まるで真水のような海水はこの透明度です!

 

7 

続いて訪れた拝所“シルミチュー”。

ここは、琉球開闢(かいびゃく)の祖神、アマミキヨとシネリキヨの居住跡。

子宝に恵まれるパワースポットとしても有名です。

緑豊かなこの場所は、太陽の陽射しが強い日でも、

木々の合間から射す木漏れ日によって、訪れる人を穏やかで神秘的な空間で包みます。

8 

カメラを頭上に向けると、

生き生きとした木の葉が陽の光を浴び、緑色のトーンが一段と上がって見えました。

太い幹から延びる大小の枝が、美しい造形美を感じさせてくれます。

さて、島さんぽはまだまだ続きます。

10

シルミチューを後にして、畑が続く道をてくてく歩いていくと…

11

道端には淡い色をしたお花が並んでいます。

おや? よく見ると、一つひとつのお花に働き蜂の姿が。

みな一生懸命に蜜を採っています。

働き蜂には休みなんてないのですよね、働き蜂さん、ごくろうさまです。

12

さまざまな植物の生えている浜比嘉島。

心地よい風になびいて、サワサワと揺れる植物たち。

13

風の向くまま、気の向くまま、続いては集落内へ。

14 

15

まだまだ古民家が多く残る浜比嘉島の集落。

赤瓦や真っ白な瓦、セメント色の瓦など、それぞれに違う趣を見せる家が点在しています。

16 

あれ? 屋根の上にはちょっと面白い表情のシーサーが。

その傍らにちょこんと寄り添う小鳥。

この距離感がなんとも言えません。もちろん、カメラでパシャリ!

こういった光景が見られるのも島さんぽならではです。

17

長い歳月を感じさせる石垣が、より集落内の風情を演出しています。

18

19

カメラを持ってのんびりと歩く“島さんぽ”。

車では味わうことができない、島の魅力を発見することができました。

浜比嘉島のほかにも、平安座島(へんざじま)や宮城島、伊計島、津堅島と、

うるま市には4つの離島があり、それぞれの島に景色や自然など個性があります。

ぜひ、あなたもカメラを持って、じっくりと島を歩いてみませんか?

さてと、次はどの島に行こうかな。

カメラを持って島さんぽ。浜比嘉島の営みを切りとる

浜比嘉島

うるま市の観光情報についてはこちらまで↓

一般社団法人 うるま市観光物産協会

電話/098-978-0077

http://uruma-ru.jp/

※撮影:ヒガシマサヒロ(13、14、16枚目)