イチハナリと呼ばれる、うるま市の一番離れた島、伊計島(いけいじま)。
透き通る青い海、アースカラーのダイナミックな岩、縄文時代から続く遺跡など、時空を超えた風景がそこにあります。
ありのままの自然が残るイチハナリで、廃校になった小中学校を再利用して「島を元気にしようと!」、
2011年から「イチハナリアートプロジェクト」が始まりました。
いつかの学校の時間がそのまま止まっているような空間。
かつて子供たちの活気溢れていた小中学校と伊計集落に、
命を吹き込んだように包まれる現代アート。
期間中は作品展示のほか、アーティストとともに作るワークショップが開催されています。
校舎以外でも集落内の使われなくなった古民家などにアーティストが作品を制作。
イベント期間が終わっても、集落にある一部の作品は、常設アートとして見ることができます。
また、会場内には伊計島の人たちが特産品や食べ物を販売。
イベントに集う人々と島の人たちが交わす会話も次第に弾んでいきます。
アートを通じた先にある笑顔もまた、素敵なアートなのです。
開催日程/前期:2014年8月2日(土)〜8月24日(日)、後期:2014年8月30日(土)〜9月28日(日)
所在地/旧伊計小中学校ほか伊計集落内(うるま市与那城伊計224)
電話/098-965-5634
問合わせ/うるま市商工観光課