海中道路1

うるま市最大の観光名所・海中道路。
勝連半島から平安座島を結ぶ、全長4.7kmの両側を海に囲まれた道路です。
昼の晴れた日には、ドライブや海のレジャーを楽しむ人々で連日賑わっています。

そんな人気のドライブコース・海中道路ですが
実は、道路のほぼ中央にあるシンボル的存在・平安座海中大橋が、夜になるとライトアップされていることをご存じですか?

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通常は、真紅の主塔と、道路と主塔をつなぐケーブルを鳳凰にみたてた演出が施されています。

季節やイベントによって照明デザインのテーマも変わるとのこと。

撮影したこの日は、市内各地で行われるハーリー(豊漁や海の安全を祈願する伝統の漁船を使ったレース)の時期に合わせた色彩でした。

対岸にある藪地大橋(やぶちおおはし)は、ライトアップの全体像が鑑賞できるオススメスポット。

海面に映し出される反射の光が、さらに幻想的な世界を創り出し、道路の向こうに見える石川の街の夜景とともに楽しめます。

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昼間の姿とは、全く異なる海中道路の佇まいを見ることができます。

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 近くで見上げると迫力満点! 見る角度で表情が違うのも魅力のひとつです。

松下美紀写真 - コピー

この平安座海中大橋のライトアップを手がけたのは、国内外でも有名な照明デザイナー・松下美紀さん。
光を効果的に配置するために、橋の構造を調べるなど大変なご苦労があったそうです。

「“波を蹴り、雲を突き抜け、飛び立つ鳳凰”を光のコンセプトに、鳳凰が羽ばたく様子を表現しました。
鳳凰のシーンでは、20分に一度、3分間だけ全ての色が朱色に染まります」と説明。

「歩いて見上げる視点、車に乗って眺めるシークエンスとしての視点、
遠くから橋全体を見渡せる視点、どこから見ても美しい橋のライトアップデザインです。
年間14種類現れる季節の演出シーンでは、お住まいの方々や訪れた方々へのプレゼント。
うるまの夜を彩る新しい光景を体験してください」と目を細める。

松下さんが、うるま市の文化や自然背景を十分に考慮して生み出した海中道路のライトアップ。
新しくできたうるま市の見どころ、夜に輝く海中道路をぜひ堪能してみてください。

新たなうるま市の魅力。夜に輝く幻想的な海中道路

海中道路 ライトアップ

所在地/うるま市与那城屋平

点灯時間/春季(4月~6月)・秋季(10月~12月)18:00~24:00

     夏季(7月~9月)19:00~24:00、冬季(1月~3月)17:00~24:00

    

注意点/海中道路は駐停車禁止です。駐車の際はあやはしロードパークをご利用ください。