「景色も素晴らしいこの地域を、もっと明るく活性化したい」という想いで
勝連城跡の裏にお店を構えた、店長の小山恭子さん。
初めてのお客さんでも、すぐに打ち解けられるほど明るくて元気な方です。
この周辺地域は、
かつて、琉球王朝時代にアジアへの海外貿易で繁栄をもたらした、
勝連城10代目城主・阿麻和利(あまわり)のお膝元。
店名「ももと庵」の“ももと”は、
その阿麻和利に嫁いだ、琉球国王・尚泰久(しょうたいきゅう)の娘、
百十踏揚(ももとふみあがり)の名前が由来だそう。
「窓の向こうに見える海は、
きっと、当時、アジアへ向かう貿易船でにぎわっていたことでしょう。
琉球人は、アジア各国でその土地の料理を食べていたはず…。
だから、交易が盛んだったアジアと沖縄の料理、両方を提供しています。
ぜひ、阿麻和利のロマンを感じながら、ゆっくりと料理を味わってほしい」
と小山さんは笑顔で語ります。
幾度となく東南アジアを訪れている小山さんは、
ラオス、タイ、南インド、シンガポールなど、
現地で食した本場の味にアレンジを加え、
“おいしいアジア”をテーマに、日本人でも食べやすいアジア料理の提供を心がけています。
ももと庵
所在地/沖縄県うるま市勝連南風原3211-7
電話/098-923-0725
営業時間/11:00~17:00(L.O)
定休日/水曜日
http://www.bansyo.co.jp/掲載日 2017年2月10日