休日も、常連さんやこれから出会うお客さんのために、
仕込み作業や、メニューの撮影などをして過ごすことがほとんど。
「休日はあるけど無いようなものですね」
と、楽しげな笑顔。
新たな出会いに向けて、今日もワクワクと胸を躍らせています。
忙しい中でも、お子さんとのコミュニケーションは必要不可欠。
近くの公園で、のんびりとお弁当を食べたり、
自転車やスケートボードで汗を流したり。
「海も山も近く、自然豊かで、遊び場は沢山あります。
お金をかけずに遊べるのも良いですよね(笑)」
と、うるま市での“遊びの心得”を習得済み。
地元・新潟では、冬の除雪作業に大変苦労するそうですが、
温暖な気候の沖縄ではその心配も無く、
冬でも、外でアクティブに過ごせる事も魅力のひとつだとか。
さらに、類は友を呼び、庭野さんの周囲には
出会いや繋がりを大切にする、同じ気持ちを持つ仲間が集います。
そんな中で微笑ましいエピソードも…。
ある日、友人が三匹の捨て犬を拾ってきました。
飼い主が決まらず、どうするか仲間と話し合い、皆で出した答えは
NIWA CAFEを里親募集の会場にすること。
お客さんに子犬を見てもらい、ここが出会いの場となればと考えました。
NIWA CAFEに足を運ぶお客さんも一期一会を大切にしています。
出会いを大切にするカフェで、新しい家族を心待ちにしていた子犬達は、
めでたく新たな飼い主に恵まれ、それぞれ旅立ったそうです。
「東京は見たい、食べたい、買いたいものに溢れています。
物との繋がりは便利ですが、ここでは人との繋がりや、距離を近く感じられる。
お金では買うことができない、充実した時間を過ごすことができます」
うるま市での生活は、東京に比べると決して便利ではないかもしれません。
ですが、この環境でこそ、ゆいまーる(助け合い)精神が生まれ、
人の結びつきを強くします。
建築物が立ち並び大勢の人が行き交う都会にあるもの、
“豊かな自然に囲まれ、いつも近くに誰かがいる”この場所にあるもの。
庭野さん一家はうるま市で、この場所ならではの魅力を見付け
家族とたくさんのお客さんと
都会では過ごすことのできない特別な時間を過ごしています。
あなたがうるま市を訪れ、感じる魅力はなんでしょうか。
実際に足を運び、都会にはない、うるま市ならではの魅力を見付けてみませんか?
撮影協力/NIWA CAFE
掲載日 2017年2月24日