うるま市の東側に位置する離島、浜比嘉島(はまひがじま)に、古くから伝わる流下式塩田という方法で塩を作る工房があります。
木材と箒の枝で作られた流下式塩田の装置。ポンプで上げた海水を立体的に組んだ装置の上から流し、
枝をつたわせ、時間をかけて傾斜のついた地面に流していく。
この工程を繰り返すことにより、海水内の塩分濃度が上がっていきます。
また、風や太陽の光などの自然エネルギーを利用するため、電気やガスを抑えることが出来ます。
濃縮された海水は、釜に移動させて塩を炊きあげます。
炊き上げられた塩は、ふつふつとして、まるで呼吸をしているようにも見えます。
浜比嘉島で、たった一人で作る塩職人の高江洲さんは、いつも「おいしい塩は生きている」と話しています。
自然の残るこの島で、自然の恵みを利用して作られる塩は、ミネラル豊富で塩味のなかに旨味がぎっしり詰まっています。
パワースポットで名を馳せる浜比嘉島で作られることから、ご利益を期待して遠くから訪れる人もいるほど。
塩工場の先には無人ビーチが広がっています。ここのビーチの透き通った青さも魅力の一つ。
塩が出来る前の海水の美しさ。一緒に見学するのがオススメです。
塩作り体験も出来るので、学校の授業や夏休みの宿題のために訪れる親子連れも。
工房を訪れる初めてのお客様には高江洲さんが一通りを丁寧に説明してくれます。
当たり前のように食卓に使われる塩が、どのようにして作られているのか実感することが出来ます。
丁寧に作り上げられた「生きている塩」、是非お試しください。