伊計島と平安座をつなぐ宮城島ののどかな風景の中ほどに、陶房ギャラリー島色はあります。
ひょうたん風のイラストに「ギャラリー」と書かれた看板が目印。
フロアは二つに分かれていて、一階にはろくろや色づけをする作業スペースが広がり、奥に陶器や道具が収納されている。
作家のアトリエに足を踏み入れることが出来る贅沢な場所。
制作過程を肌で感じつつ階段をのぼるとギャラリースペースが広がっています。
酒器や大皿など、下のアトリエで作られた数々の陶器が整然と展示されています。
ターコイズブルーと鮮やかなオレンジのコントラストが印象的な陶器は、
古くから伝わるかたちに新しさが感じられます。
陶芸を展示している家具のクオリティも高く、作品の良さを引き出しています。
これからギャラリーに焼窯を作り、宮城島の土を使ったやちむんを作っていきたいと島袋氏。
氏の作風と宮城島の風土が交じり合った新しい作品も待ち遠しいのです。