沖縄に訪れる観光客は8割がリピーターといわれ、沖縄をこよなく愛する旅人たちは、何度も、そしてより深く沖縄を楽しんでいます。

うるま市では海中道路勝連城などが、メジャーな観光スポットとして賑わっていますが、今回は旅先のローカルな情報を探し求める「沖縄通」の皆様にもオススメなカルチャーをご紹介。

最近、ウチナーンチュの子どもたちの心をわし掴みな「闘牛」にまつわる沖縄を代表するご当地ヒーローがいるのです。

2018年にはうるま市指定の文化財に認定され、今後は沖縄に訪れる観光客の方でも楽しめる試合や大会なども増えていきそうです。

春と秋に開催される「全島闘牛大会」と旧正月に行われる「新春闘牛大会」が特に盛り上がる大会。

もし「沖縄で闘牛を観戦したい!」と思った方は、大会開催のスケジュールをうるま市のホームページで確認しながら、旅の予定を組むのもおすすめです。

それでは、今回は、うるま市の地域を盛り上げる「伝統神ウルマー」がそろそろ闘牛場にやってきましたので、闘牛にまつわるヒーローをお招きしてもう少し闘牛のムーブメントの核心に触れてみようと思います。

伝統神ウルマー(以下、ウルマー)やぁみんな、初めまして!

俺はうるま市のヒーロー、伝統神ウルマーだ! よろしくな。

今日は闘牛の里の石碑がアイコンの、沖縄県うるま市・石川にある「石川多目的ドーム」にやってきたんだぜ!

なぜって? それは、、、

チビッ子から大人にまで注目を浴びている沖縄のニューヒーロー「闘牛戦士ワイドー」を全国のみんなに紹介したいからさ!

みんな、準備はいいかい?OK!、じゃあ、みんなで闘牛場の中へレッツゴー!!

(ウルマー) ヤァ!ワイドー元気かい?

闘牛戦士ワイドー(以下ワイドー)俺の名は、闘牛戦士ワイドーだぁぁ!

ヒーヤイ! ヒーヤイ! サァ!サァ!サァ!! って、

あれ、ウルマーしーじゃー(先輩)、こんにちは。あぁ、元気ですよ。

いま、セカンドシーズンの撮影中で色々バタバタしている感じです。

(ウルマー)お、おう。そうか。

実は今日は、沖縄好きの全国のみんなへ南の島の闘牛戦士ワイドーのことを伝えたいと思って、ここ石川ドームへやって来たのさ!

まずは自己紹介から頼むぜ!

ワイドーの生みの親、伊波大志さん

(ウルマー)なるほどな。俺の知る限りだと、確か君は俺と一緒のローカルなヒーローだったハズだけど、、、

ズバリ!  どうやってテレビ番組になるほどのヒーローになれたんだ?

(ワイドー)最初は地域の祭りやイベントに参加して、少しずつワイドーと闘牛についてPRしていたんだ。

そうしたらなんと、当時人気だった沖縄のヒーロー『琉神マブヤー』や『ハルサーエイカー』を作っている脚本家の人から

「是非ワイドーで特撮ドラマを作りたい!」て声をかけてもらったんだよ。

(ウルマー)そうだったんだ! 大志くんの闘牛への熱い想いが、地域の人たちと繋がって、さらに沖縄県にまで広がっていったんだな。

それは、同じうるま市出身の自分にとっても、もの凄く元気がもらえる嬉しい話だ!

ところで、実際のところワイドーはテレビで一体、何をするんだい?

©ワイドーaiプロ

(ワイドー)テレビ版のワイドーは、闘牛士を夢見る勢矢(せいや)という青年が主人公なんだ。

彼は牛が大好きで頭の中は闘牛のことしか考えていない。

でも、闘牛の世界では、何かの職につくことが闘牛士になる条件とされている。

そこで、教員試験に落ち続けながらも、毎日牛の世話をしている勢矢にある日、光が降りて来て、特別なパワーが身につくんだ。

(ウルマー)そ、そ、それでどうなるんだい??

(ワイドー)そこへ「全ての人間を牛に変える」ことを目論む、悪の組織集団「カミヤー帝国」が立ちはだかるんだ。

人を牛に変えさせないために、パワーを身につけた勢矢が闘牛戦士「ワイドー」としてカミヤー帝国に挑んでいくんだよ。

カミヤー帝国と戦いのながら「ヒーヤイ、エーヤイ」といったヤグイ(闘牛にかける掛け声)をはじめ、闘牛に関係のある言葉や仕草を活用して、子供たちに闘牛の文化を伝えているんだよ。

(ウルマー)そうやって悪の組織と戦いながら、沖縄の伝統文化「闘牛」を伝えているわけだけど、ワイドーが描いている未来って、一体どんな感じなんだい?

(ワイドー)闘牛の牛たちは、もともとは農耕用で飼っていた牛で、収穫を終えた際の娯楽が発祥とされているんだ。

牛たちには本来、闘争本能を持っていて、集団で行動する牛たちの上下関係を決める戦いは、まさに気持ちと気持ちのぶつかり合い。

闘牛はそんな牛たちの本気の闘志が見られる文化なんだよ。

一度見れば、きっと夢中になる面白さがある。

だから、ワイドーをみて闘牛に興味をもってくれたら、闘牛場に訪れて、本気のぶつかり合いを観戦してほしい。

大人はもちろん、子供たちや家族で観戦しても楽しめるよ。特に、子どもたちには闘牛を見て感じることや学べることを見つけてほしいな。

生きることを牛から学ぶ環境が、昔の沖縄にはもっと身近にあった。

この地域文化が将来、もっと沖縄の生活に密着した存在になってほしいと願っているよ。

(ウルマー)そうだな。

伝統と身近に暮らすことって、伝統を守り継ぐためにも必要なことだよな。

最後に、ワイドーにとってうるま市の魅力ってどんなところだい?

(ワイドー)闘牛に限らず、エイサー、棒術、獅子舞など、地域の伝統文化を守り繋げている、市民の人たちの取り組みに熱意を感じるね。

自然とタレントや唄者など芸能に関する人たちが集まっている街ともいえる。

そして、離島へ行けば綺麗な自然がそのまま残っている。

もっともっと観光地として発展してもいい場所なハズ。

だから、沖縄旅行を考えているみんな!

ぜひうるま市に訪れて、手つかずのありのままの自然を堪能したり、闘牛場を訪れて、うるまの魅力を感じてほしい!

待ってるよ!! ヒーヤイ! ヒーヤイ!

(ウルマー)ありがとう! 最後に、ここまで読んでくれたみんなのために、ウルマーダンスとワイドーダンスを紹介するよ!

みんな次に会うその日まで練習しておいてくれ! 約束だぞ!

※2018年4月〜6月まで放映された「闘牛戦士ワイドー」は、

さらなる沖縄の魅力を伝えるために第2シーズンの制作をスタートさせました。

視聴者とともにより良いドラマを作るためのクラウドファンディングを立ち上げています。

詳しくは下記サイトよりご参照ください。(2018年12月19日まで)

https://camp-fire.jp/projects/view/94991

 

 

取材協力

ウルマー
うるま市商工会青年部
HP/http://www.uruma-shoko.jp/

 

ワイドー
ワイドーaiプロ株式会社
HP/http://waido.net
FB/https://www.facebook.com/b.f.s.waido/
公式オンラインショップ/https://waido.shop-pro.jp

 

 

掲載日 2018年11月30日

沖縄で大ブレイク‼️『闘牛戦士ワイドー』の魅力に、うるまのヒーローが迫る!